この記事で解決できるお悩み
あなたはポリゴン(Polygon)について
こんなふうに思っていませんか?
もしひとつでもあてはまるなら、
ぜひ最後までお読みくださいね。
ポリゴンのNFTはよく聞くよ!
専門用語が出てくるけれど、やさしく解説してますよ。
この記事を読めばポリゴンのことがすっきりわかるので、まわりと差をつけられます。
ポリゴンを買ったことがない人でもわかるように解説していきますよ。
ポリゴンを購入するには口座が必要です。
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ポリゴンのきほん
- ポリゴンの歴史と目的
- ポリゴンはレイヤー2
ポリゴンの目的と歴史
ポリゴンはイーサリアムの拡張性を高めるために開発されたました。
2017年 | インドのエンジニアたちによって、Matic Networkとして設立。 目的は、イーサリアムのトランザクションを高速化し、ガス代を削減すること。 |
2019年 | Matic NetworkはBinance Launchpadでトークンセールを実施。 |
2020年 | Matic Networkはイーサリアムのレイヤー2ソリューションを提供するプラットフォームとして再ブランディング。 新しい名前「ポリゴン」に変更。 |
現在 | ポリゴンはイーサリアムのエコシステムを強化し、DAppの開発者やユーザーにとって使いやすく、効率的で安全な環境を提供することを目指している。 |
ポリゴンはレイヤー2
ポリゴンは、イーサリアムのレイヤー2として機能しています。
ちょっとまって!むずかしいよ(泣)
ポリゴンはイーサリアムのバディとイメージしてね
レイヤー2はイーサリアム(レイヤー1)の上に構築された別のネットワークのことで、イーサリアムのトランザクションを効率化ができます。そのため、スケーラビリティを高める効果があります。
また、親のブロックチェーンをつかうため、親がトラストレス(信用するまでもなく、信頼できる)なら子もトラストレスになる特徴があります。
このようにポリゴンは、レイヤー2としてイーサリアムのトランザクションを高速化し、ガス代を削減することで、スケーラビリティ問題を解決しています。
スケーラビリティ問題とは?
スケーラビリティ=「どれだけ多くの取引記録を同時に処理できるか」
イーサリアムなどの各チェーンには処理能力の上限があります。
そのため、利用者が増えると、トランザクションが詰まるなど使い勝手がわるくなります。
これをスケーラビリティ問題といいます。
ポリゴンはこの使い勝手が悪くなるスケーラビリティ問題を解決するためにに存在しています。
ポリゴンの5つの特徴
ポリゴンの特徴は以下の5ポイントです。解説していきますね。
- ガス代が安く処理速度も早い
- イーサリアムとの互換性が高い
- トークンを「MATIC」から「POL」へ変更
- コンセンサスアルゴリズム「PoS」を採用している
- セキュリティと分散性が確保されている
ガス代が安く処理速度も早い
ブロックチェーン | 1秒あたりのトランザクション数 |
イーサリアム | 25 |
ポリゴン | 7000 |
ポリゴンのトランザクションの手数料(ガス代)がイーサリアムよりもはるかに安く、処理速度もイーサリアムよりもはるかに早いです。
280倍もある!
イーサリアムとポリゴンは互換性が高いため、一部の処理をポリゴンにやってもらい結果だけイーサリアムにもどす動きもできます。
イーサリアムとの互換性が高い
ポリゴンはイーサリアムのレイヤー2であり、イーサリアムのブロックチェーン上に構築されているため、イーサリアムとの互換性が高いです。これにより、ポリゴンは、イーサリアムのスマートコントラクトを、簡単にポリゴンのネットワークに移行でき、イーサリアムはポリゴンの高速で安価なトランザクションの恩恵をうけることができます。
トークンを「MATIC」から「POL」へ変更
2023年7月に、ネットワークトークンの名前をMATICからPOLに変更する提案が発表されました。
ポリゴンがお金の方か、ネットワークの方か忘れることが多々あったけどこれで解決ね
MATICの設立当初はもともとMATICネットワークでした。これが2020年にポリゴンネットワークに名称変更されました。基軸通貨(仮想通貨)の名称は変更されずMATICのままで来ていましたが、「ポリゴン」(Polygon)という名前の知名度が高くなっているためネットワークのほうをPOLにあわせる形になったと思われます。
コンセンサスアルゴリズム「PoS」を採用している
ポリゴンは、コンセンサスアルゴリズムとして「PoS(Proof of Stake)」を採用しています。
PoSとは、ブロックチェーンのトークンを保有するノードがブロックの生成や検証に参加する仕組みです。
アタマガフリーズシマシタ。。
改良版、ということだけ押さえて!
PoSは、PoW(Proof of Work)と比べて、以下のようなメリットがあります。
- エネルギー消費が少なく、環境に優しい
- スケーラビリティが高く、トランザクションの処理速度が速い
- セキュリティが高く、攻撃に対する耐性が強い
ポリゴンは、PoSを用いて、イーサリアムと互換性のある高速で低コストなブロックチェーンを提供しているんですね。
セキュリティと分散性が確保されている
ポリゴンは、イーサリアムのネットワークに接続されており、攻撃や障害に対しても耐性があり、セキュリティや分散性も保証されているブロックチェーンです。
ポリゴンとイーサリアムの違い
- イーサリアムはレイヤー1、ポリゴンはレイヤー2
- イーサリアムは汎用性が高い、ポリゴンは特化性が高い
イーサリアムとポリゴンは似ているものということを解説してきました。ここでは、逆に何がちがうのかを見てきますね。
イーサリアムはレイヤー1、ポリゴンはレイヤー2
イーサリアムとポリゴンの違いについて、レイヤー1とレイヤー2という概念を用いて説明します。
レイヤー1 (イーサリアム) | ブロックチェーンの基盤となる層。 トランザクションの生成や検証、コンセンサスアルゴリズムの実行を行う。 ブロックチェーンのセキュリティや分散性を担うが、スケーラビリティに課題があり。 |
レイヤー2 (ポリゴン) | レイヤー1の上に構築された層。 レイヤー1のトランザクションを集約したり、オフチェーンで処理することで、スピードやコストを改善。 レイヤー1と連携することで、セキュリティや分散性を維持。 |
イーサリアムは汎用性が高い、ポリゴンは特化性が高い
イーサリアム | 汎用性が高いブロックチェーン。 イーサリアムは、金融、ゲーム、社会的インパクトなど、様々な分野で利用され汎用性の高さから「世界のコンピューター」とも呼ばれる。 イーサリアムは、ERC-20やERC-721などの標準化されたトークン規格を提供し、多くのプロジェクトやエコシステムと互換性を持ちます。 |
ポリゴン | 特化性が高いブロックチェーン。 特にNFT(Non-Fungible Token)やDeFi(Decentralized Finance)などの分野で活用されています。 |
ポリゴンの買い方
口座開設
まず、口座開設を進めましょう。
ポリゴンを購入
日本円を取引所に入金します。
そして、ポリゴンを購入します。
購入したポリゴンをメタマスクで管理する
メタマスクの初期設定ではイーサリアムのみが扱えますが、ポリゴンチェーンを追加するとことで、扱うことができるようになります。
詳しい操作はこちらをご確認ください。
ポリゴンの価格動向・将来性
- ポリゴンの価格と時価総額
- ポリゴンの将来性:DeFiやNFTで活躍
- ディズニーとコラボレーション
ポリゴンの価格と時価総額
ポリゴンのトークンは、MATIC(マティック)です。2021年には、ポリゴンのネットワークが急速に成長し、多くのパートナーやプロジェクトが参加したことで、MATICの価格も大幅に上昇しました。2023年8月現在、MATICの価格は100円前後です。
時価総額は900億円前後でランキングは11位。
ポリゴンの将来性:DeFiやNFTで活躍
ポリゴンは、イーサリアムのレイヤー2であり、イーサリアムとは切っても切れない関係にあります。
イーサリアムが今以上に世間で知られるようになれば、スケーラビリティの観点からポリゴンにもさらに注目が集まることは間違いない。
先述のとおり、ポリゴンはDefiやNFTの分野に特化した性格をもっているため、仮想通貨のDefiやNFTの売買が盛んになればポリゴンの価格上昇が見込めるでしょう。
ディズニーとコラボレーション
ディズニーとポリゴンは、2022年11月にNFTのデジタルコレクタブルでコラボすることを発表しました。ディズニーでNFTを活用するということは、来場記念の写真をNFT画像で購入したり、各イベントの記念品としてNFTのデジタル商品の販売や配布が考えられますね。キャラクタービジネスとNFTは相性が良いとされていますので、今後、さまざまなキャラクターとコラボすることが多いかもしれません。
本家のイーサリアムだと1個のNFTを動かすのにガス代が数百円もかかってしまいます。そのため、ディズニーといった多くの人が楽しむアイテムを扱う場合は相性が良くないといえます。その点、ポリゴンならほとんど負担感なくNFTを扱うことができるので、デジタルコレクタブルを扱うのに適しています。
まとめ
この記事では下記のポイントを解説してきました。
イーサリアムと近い関係のポリゴン。イーサリアムが伸びればポリゴンの伸びも期待できそうですね。